商品によって違いますが、ざっくりした目安として、
「一個の商品を売るのに、100人のアクセスが必要」
と言われています。
もし、これ以上の大幅なアクセスがあるのに
『全く売れない』 という場合は、必ず理由があります。
もちろん、意味のあるキーワードでのアクセスであること前提です。
※参照(日記ブログでアクセスを集めても売上は増えない)
また、「商品の値段が高い」というのは理由にしません。
値段で勝負しないのは小規模ショップの絶対条件ですから。
では、本題。
ネットショップの商品を見て、「これ欲しいな~」と思ったけど、
すぐに購入しなかった商品って無いですか?
私の場合は、「名刺」でした。
格好いいデザインの名刺が欲しかったんで、
検索して最初のページに出てきたネットショップを見ていたのですが、
【用紙の種類】がダラダラと書いてあります。
「OKマストポット?」
「レイナR??」
「ベストマット???」
何のことやら、さっぱりわかりません・・・
もちろん、簡単な解説はありましたが、
紙の質感を言葉で表現するのって難しいですよね。
私には全然ピンときませんでした。
で、断念。
ところが別の日、ぼーっとネットサーフィンをしていると、
たまたま、名刺の用紙サンプルを送ってくれるネットショップを発見!
さっそくサンプルを請求してみると、すぐにそのサンプル用紙が届きました。
一枚一枚、実際にサンプルを触り、質感を確かめてみて、
そのままサンプルを送ってくれたショップで注文完了です。
このように、アクセスがあるのに売れない場合は、
何か立ち止まる原因が必ずあります。
時には、メールや電話でその類の質問をしてくれるお客様もいるので、
よーく耳を傾けておきましょう。
でも、
「サンプルだけ請求して、もっと安い店で注文する客もいるんじゃないか?」って?
いいえ、大丈夫です。
- 他のショップを見てみると、サンプルを送ってくれた所と
ちょっと用紙の名前が違うけど、同じ用紙だろうか?という不安 - サンプル資料をすぐに送ってくれた信頼感
- こんなにコストを掛けてくれてという情
- 今さら他のショップを探すのはめんどくさい
とまぁ、色々な要素があって
結果的には問題を解決したショップで注文してくれるパターンが多いです。
それに、お金を使わずに問題を解決してあげる方法だってあります。
例えば、さきほどの用紙の質感を説明する場合、
「お菓子のポッキーの外箱に使われている素材と同じ紙です」
「取締役の方がよく選ばれます」
「平社員の方がよく選ばれます」
といった感じの説明書きしてあげるのも良いいですよね。
頭をゼロにしてもう一度自分のショップを見直したり、
ズバッ!と言ってくれる第三者に素直な感想を聞いてみたり、
お客様がなぜ購入ボタンを押さないのか?
をじっくり考えてみましょう。