キャッチコピーって難しいですよね。
あまりキャッチコピーを書いたことがない人は、
「何かカッコ良くて心に響く言葉は無いだろうか?」
と考えているかもしれません。
しかし、キャッチコピーは次の文章を読ませる為のものだと
「ジョセフ・シュガーマン(10倍売る人の文章術)」 は言っています。
つまり、何もキレイな文章を考える必要はないんです。
見る人を惹きつけることができれば。
え?それが難しいんだって?
そうですよねw
先日、
「テレビショッピングは、なぜ値段を最後に言うのか? 」
という本を読んだのですが、
その本中に凄く”ハッ”となる部分がありました。
ちょっと次の問題を考えてみて下さい。
まず、あなたに小学生の子供がいたとします。
その子供が学級新聞を作ることになりました。
そして、次の質問を投げ掛けられます。
「次の新聞には、2月28日にある学習発表会の事を書こうと思うの。
たくさんの大人に来て欲しいんだけど、
大きい文字で書く最初の見出しにはなんて書いたら良いかな?」
さて、あなたは何と答えますか?
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【答え】
学級新聞とは言え、この一文こそキャッチコピーですよね。
私は、「【2月28日学習発表会!】でイイじゃん」と安易に考えてしまいましたが、
その本の中で、マーケティングを仕事にしているという設定の父親はこう答えました。
「お母さん、お父さん、私たちのがんばりを見に来てね!」
そう、これなんですよね~
親たちは参観日を見たいんじゃなくて、子供達が頑張ってる姿を見たい!
子供が見に来て!って言うから参観日に行くんです。
カッコイイ言葉や心に残る言葉ではなくて、
お客さん目線でその商品を欲しくなるシュチュエーション
それこそがキャッチコピーですよね。