2013年2月12日に放送された
ガイアの夜明け「あなたも繁盛店を作れる!」
で紹介されたネットショップがあまりにもアレだったんで記事にしてみます。
放送の内容を簡単に説明すると、
WEBサービスのstore.jpを使えば、誰でも簡単に、しかも無料でネットショップが開けて、
実際に儲けている人達もこんなにいるよ!って内容だったんですが、
どうみてもstore.jpのステマ。
まず、一つ目に紹介されたのが、
早期退職したというメガネのおじさんのショップ。
店を開いて一ヶ月で15個売れたらしい!
一個5,000円だから、75,000円ですか・・・
へー へー へー
だらだら講釈たれようかと思ったけど、やめた。
直接ネットショップ見てみれば、売れてるか売れてないかなんて一目で分かるし。
おいおい、しかも特定商取引法の表記無しかよ。
二つ目は、サボテンのケースを販売するショップ。
一ヶ月30~60万円の売り上げだそうな。
ここは商品コンセプトも良いし、それなりの売り上げにはなりそう。
意外にstoresのしょぼデザインがマッチしてるし。
三つ目は、就職できなかった女性の廃材を利用したアクセサリーショップ。
1個900円~3,000円の単価で月5万円の売り上げとの事。
無いw 無いw
単価の低い商品で5万円売り上げるのがどれほど大変か・・・
しかも、超激戦区のアクセサリーショップで売り上げ出すのって
並大抵のことではないよ。
「そんなのアクセサリーの出来にもよるだろ?」と思ったあなた!
ぜひショップを見てみて。
どのショップにしても共通しているのが、お客を呼び込む為の導線が全く無いという点。
明らかに「お店開けば、勝手に客がやってくる」という考えで作られてるし、
ショップのデザインもお客さん向けではなく、
サイト運営者が「カッコイイじゃん」って思っちゃう自己中デザイン。
(store.jpのテンプレートなんだろうけど・・・)
例えば、楽天ならお客を囲いこんでるから、出店すれば多少なりと物は売れますよ。
カラーミーも楽天ほど規模は大きくないけど、
カラメルという同じようなサービスで集客力はある。
でも、store.jpには客を引き寄せる為の力が全くない。
だから、ほとんどがクチコミや検索エンジン(GoogleとかYahoo)になるんだけれども、
それが一ヶ月やそこらではまず広まらない。
これには、まぐれもない!
だから、物を売る知識が無ければ金を出すしかないんだよ。
金が無ければ、時間を掛ける。
楽天 → お金はかかるが初心者でもすぐ結果を出しやすい
カラーミー → コストは安くで済むが、楽天ほど大きな結果は出せない
store.jp → 無料だが、結果を出すまでに時間と知識が必要
まー世の中、無料で稼げるほど甘くないってことですね。