昨日は「母の日」でした。
母の日と言ったら「カーネーション」ですよね?
さて、このカーネーション、
皆さんは一本の原価を知っていますか?
例年変動するので、決まった価格はないのですが、
今年の卸値は約50円だったそうです。
そして、この値段がお店に並ぶときはいくらになるのか?
ここが今回の記事のポイントです。
イオンショッピングモールでは、一本300円でした。
地元のスーパーでは、一本100円でした。
どちらも見た目では全く同じ。
一本のカーネーションに
母の日専用のビニールで軽くラッピングしてあるだけです。
どうしてこんなに価格に差があるのでしょうか?
理由は色々あります。
ただ一点言えるのは、
イオンの方が間違いなく儲かっている。
え?どうして?
安い方がたくさん売れるかもしれないじゃん!
って思う人もいるかもしれません。
その人は「誰が買うのか?」という視点が抜けていますね。
地元のスーパーへ来るお客さんの多くは、
花を受け取る側の主婦、つまり女性です。
花を渡す側の男性はイオンへ行く人が多いでしょね。
私もそうです。
子供が自分のお金でカーネーションを買うというので、
イオンへ連れていきました。
地元のスーパーの方が安いだろうとは思いましたが、
どうもスーパーで買うという行為がどこか手抜きしてるようで…
それに、イオンの方が色々種類もありそうな期待感もありますね。
数百円の為にイオンとスーパーを行き来するのも面倒ですから、
あまり深く考えず、イオンで買っちゃいます。
このように同じカーネーションでもターゲットや場所によっては、
値段を数倍にしても売れるんです。
売り上げを上げるには、
単価を上げるか?販売数を上げるか?しかありません。
だったら、少しでも単価は高い方がいいですよね?
ネットショップで販売する商品を値付けする際にも、
きっと参考にできるはずです。
多くの人がみんなと同じ土俵に立って、
安い値段を付けてしまいがちです。